伯楽星の故郷・宮城県へ
3月15・16日 伯楽星の故郷・宮城県は新澤酒造さんへ行ってきました。
そもそも伯楽星との出会いは、すし吉武のオープン当初からお付き合いさせて頂いている、親方の同級生の酒屋さんからのお薦めでした。
一口飲んだその繊細な味わいに惚れ込み、始めたばかりのブログの最初のお知らせに伯楽星を載せたのがきっかけでした。
ある日、そのブログに始めてのコメントが。
読めば、ナント伯楽星の杜氏、新澤巌夫さんからのものでした。
そしてドキドキしながらコメント頂いたメールに返信しました。
それから1ヶ月後くらいでしょうか、すし吉武にわざわざご来店頂いてたくさんお話しさせて頂き、新澤さんの酒造りに対する情熱が伝わってきて、かねてから酒蔵を見てみたいと思っていた私は思わず「今度酒蔵に見学に行ってもいいですか?!」と図々しくもお願いしてみたところ、快く「いいですよ。3月に来て下さい」と。
それから約半年、ほんとに電話をして今回の酒蔵見学が実現したのでした。
3/15快晴 駅弁を買い込み7:56東京発はやて5号に乗り込みました。
早速、お楽しみの一つの駅弁を広げパクついたものの胃には前日深夜食(3/14は私のお誕生日だったので近くのイタリアンで)の残留感と早朝から食べる習慣がないことが重なり食欲なく、ほぼ2つのお弁当を親方が完食・・・後、即行爆睡の親方・・・
そして約2時間ほどで古川へ
古川駅で今回の酒蔵見学に同行する予定の仲間達と合流し、いざ、酒蔵へ
タクシーで15分程、おしゃべりをしているうちに到着
歴史を感じさせる、なんとも言えない佇まいの酒蔵
酒造りへの思いを情熱的に語る新澤酒造の杜氏、新澤巌夫さん
いよいよ、旅の目的・酒蔵見学へ 土足厳禁、手も石鹸で洗います。
2m以上ある仕込み樽にはしごで上り中を覗いて見ました
樽の中を覗くともろみがプツプツと発砲し、樽に寄り添って耳を当ててみるとプニュプニュプニュっと
音がして確かに生きている!
バナナの香りだ〜と思っていたら、新澤さんが手で空気を掻くともろみの香りがツーンと一気に
鼻をつき思わず仰け反り落ちそうなくらい
お酒を搾る圧搾機 『佐瀬式自動圧搾ろ過機』って書いてあった。佐瀬さんの発明かな
搾り終えた伯楽星の貯蔵庫へ。 すごい厳重な感じのドアです。
-0度の貯蔵庫は寒い まだ、ラベルが貼られていない伯楽星とご対面
いよいよ酒蔵見学の楽しみの一つ、利酒time
搾って3ヶ月ほど成長し、月齢ごとに並べられた伯楽星は、それぞれの雑味が感じられ
今まで飲んでいた完成形の伯楽星とは違っていました。
なんと新澤さん、大勢で押しかけた私達にお昼のお弁当まで用意して下さっていまして
このお弁当、おかずも美味しかったのですが、何と言ってもごはんが美味しいんです!
さすが東北、米どころですね 親方はもちろんぺロリ(本日3つ目のお弁当です)
そして再び、利酒をしてみると・・・味わいが違う!
宮城のお寿司屋さんに行くのも旅の目的の一つだったのですが、大人数だった為
16:30からの予約だったので新澤さんが気を利かせてそれまでの間、松島へ案内してくれました。
この日は運良く快晴で小さな遊覧船を貸し切って乗り込み空を見上げるとカモメが飛んで
潮風がほんとに気持ち良く、最高
カモメにかっぱえびせんをあげると、どんどんついてくる!こんなに近くでカモメを見るのは初めて。
ち ちょっと怖い・・・ あ"指かまれたなどと大はしゃぎで、大人になってこんなに大はしゃぎ
したのは初めてぐらい皆ではしゃいで大盛り上がり
そしていよいよ塩釜のお寿司屋さん『すし哲』さんへ。
すし哲の親方、白幡泰三さん
親方はナント左利きの本手返し!!
この日はとてもご機嫌らしく、楽しい親方トークもうかがえました。
まだ飲み足りない私達は新澤さんを巻き込み、仙台市内の
和食屋さん『歓の季』さんへ。 こちらでは、一本の伯楽星が
料理によって変化していく目から鱗を体験!
この後も遊び足りない私達はツアコンのように手馴れた新澤さんの案内でカジノへ連れて行っていただき、いい大人たちはまたまた大はしゃぎで一日中楽しみ、仙台の夜は更けて行くのでした
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翌朝、ホテルのラウンジに集合した私達は、せっかく仙台まで来たんだから『やっぱ牛タンでしょ!』と話しは早く、お昼は仙台の焼肉やさんへ。
11:30 新澤さんお勧めの焼肉やさん『仔虎』へ。
まずはレバ刺し 甘みがあって超美味し〜い
この日、予約をしていなかった為、仙台牛のタンがなく泣く泣く注文したオーストラリア産のタン
でしたが、これまた超美味しくて仙台牛だったらどんなに美味しかっただろうと、次回来る時は
絶対予約してこうと心に誓ったいい大人たちでした。
いい大人はカルビよりもハラミがうま〜い
東京から来たことをとっても可愛いサービスの女の子Kozueちゃんに告げると、ナント一頭の牛
から一つしか取れないという『千本筋(かのこちまき)』を店長さんからサービスしていただきました
焼肉を楽しんでいる間中も酒と話しは尽きず、親方が大好きな勝ちどきの焼鳥屋の話になると『よし行こうっ』と慌てて新幹線の時間を確認し急いで飛び乗り東京へ
18:00 勝ちどきの焼き鳥屋でまた飲んで食べて、いつの間にか研修目的の酒蔵ツアーから超メタボ&フードファイターツアーと化した超ヘビーな旅はやっと終了したのでした
新澤さん、大勢で押しかけ何から何まで本当にお世話になりました。お陰様で大変楽しい旅になりました。 またお会いできる日を楽しみにしています